魚沼コシヒカリ発祥の地 新潟県南魚沼市宇津野新田
五代めの農家 うちやま農園です。
苗半作と言われ米づくりにおいて重要な苗は、こだわりのポット苗栽培です。
苗箱の中で一苗一苗独立させるため、もし病気が出ても拡がりづらく通常行われる種子消毒も必要ありません。
土と一緒に肥料も撒いているため、元気で青々とした大きな苗が毎年田植えを待ちます。
---石碑文---
先人達の営団を 集落農家の警鐘を讃えて
昭和二十九年(1954年)四月三十日 南魚沼郡大巻村大字宇津野新田字古川に県農業試験場委託による
原種決定現地試験の種まきが行われた。
この越南十七号が後の全国一の高い評価を受ける魚沼コシヒカリである。
宇津野農事研究会の会員の手で,栽培管理および収穫調査の結果,
十a当たり五百十五Kgの収穫量と病害虫被害も無い極めて優秀な成績を得た。
翌年も継続実施五百三十七Kgの成績を挙げている。
両年の成績結果から,奨励品種決定と採種圃設置を見,郡内各地の実証栽培に用いられ、広まった。
以来,四十有余年,魚沼コシヒカリが地域に与えた恩恵は極めて大きい。
ここに先人の努力の偉業を讃え顕彰する。
平成十年十一月吉日 宇津野新田区民一同
栄養価の高いお米の胚芽を少しでも残すため、あえて真っ白に精米しません。
不良等ではありませんのでご安心ください。
保存や炊飯も、今までのお米と同じ方法で問題ありません。
椎茸栽培で出る廃菌床を田んぼに撒いています。
そのまま廃棄すればゴミになってしまう廃菌床を使用することで、環境にやさしい循環型農業を目指します。